22日目 料理対決・終結

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22日目 料理対決・終結

前回までは、第一回戦はこれには、坂梨の勝利、そして、続く2回戦は調理部・中里vs道久。これには、中里の勝利。続き、一星vs調理部・湊の戦い。なんと、これには一星の圧倒的な旨さで、湊が完敗する。現在、2対1、あと最後の決戦で勝てば、料理研究部の勝ちになる。 〈椿・要・スカイラー〉よっしゃー!あと1回!勝てば、料理研究部の勝ちだ! 〈出川〉ふふふ、いい気分ね!まだ私がいるわ!それに!私たちが勝つのよ! 〈徳井〉いいえ、勝つのは、私たち、料理研究部よ と、二人の言い合いをする中、実況者は次の決戦へと導く。 〈石沢〉さあさあ!次は最終決戦!料理研究部部長・徳井vs調理部部長・出川!さあ!どちらがか勝つのか!?どちらも料理の腕は一流と呼ばれるほどの実力者だー! その瞬間、二人は睨み合った。二人は恐ろしいオーラ、殺気を放っている。 椿たちや部員たちは生唾を飲み込む。 そして、ついに、最終決戦のアラームを石沢は押した。 ついに、始まった最終決戦。徳井vs出川。 出川側 出川は、まず、ミックスベジタブルは熱湯をかけて、ザルにあげ、水切りをした。次にウインナー2本、輪切りした。そして、醤油をまぜ、フライパンにマヨネーズを熱して、ウインナー、ミックスベジタブルを炒め、塩コショウをいれた。 すると、次にご飯をいれ、炒めた。そして、ソースとカレーパウダーをいれ、全体が馴染むように、回しいれ、再び炒めた。 時間がたち、ソースとカレーパウダーが馴染み、火を止めた。 出川は、お皿に盛り付けると、最後にパセリのみじん切りを振った。 わずか、15分ほどで、出川はマヨカレーチャーハンを作った。 ここで、実力者と調理部メンバーが吠えた! 〈石沢〉おお!!!なんと、言うことだ!出川部長は、マヨカレーチャーハンをつくったぞ!! その間に真剣に徳井はそんなことはお構い無しに料理を続けた。 そして、石沢たちは今度は徳井の実況を始める。 徳井側 〈石沢〉ん?徳井部長は一体なにを? 石沢はそういうと、一星や道久、椿たち、調理部メンバー、顧問たち、料理研究部メンバーたちが徳井部長のほうに目を向けた。 〈石沢〉こ!これは!?ただ、ご飯を丸めてます!もしかして!おにぎりか!? 〈出川〉っ! 出川は、おにぎりと聴いて、びっくりして、パッと徳井のほうに顔を向けた。なぜか、浮かない顔をしていた。 徳井は、牛乳、塩、胡椒、マヨネーズ、そして、溶き卵を混ぜた。先ほど丸めたごはんに角切りしたチーズを混ぜ丸型にしっかり握り、の卵液にくぐらせ油を引いたフライパンで2~3回つけ焼きをした。 徳井はそこから、卵液を2回焼いた。そして、出来上がった。 タイムはわずか7分で、この料理を作った。ピカタ風おむすびを作った。 〈石沢〉なんと!徳井部長は、ただのおにぎりではなく!ピカタ風おむすびを作った~!だが、わからない!なぜ、この決戦で、そこまで誰でも作れるような料理を選んだのか!? そして、ついに、実食の時間がやって来た。 実況の石沢、料理研究部・顧問寺山先生、調理部・顧問上野 先生が審査員として、実食をした。 まず、三人は、出川のマヨカレーチャーハンを食べた。 〈石沢〉! なんだ、これは?うまい! 〈寺山先生〉うお!!うまああい! 〈上野先生〉なに?このくどくないカレーチャーハンは?一体どうやって? 三人とも、出川のマヨカレーチャーハンをうまい!と言った。 そして、次に徳井部長のピカタ風おむすび。 〈石沢〉おむすび、か そういうと、おむすびを食べた。すると、急に目を大きくパチッとあけた。 〈石沢〉な、なんだこれは?いままで、食べたことない すると、二人も食べ始めた。 〈寺山先生〉すごい!うまい! 〈上野先生〉え?すごく、とろけそうだわ、これが、あのおむすびなの? 〈出川〉それは、そうでしょうね、それはただのおむすびじゃないわ、もっとも、ただのおむすびなら勝てたのに 〈寺山先生〉どういうことだ?ここまで上手いおむすびなんて すると、上野先生は椿たち、みんなにピカタ風おむすびを食べさせた。 〈椿〉!なんだ?これは?ただのおむすびなんかじゃない!? 〈要〉口にいれた瞬間、チーズがとろける、そして、それにつれてご飯も一緒に丁度いいかたさで溶けていく 〈一星〉かなわんな、これは 〈道久〉くそ!すごすぎる! 〈スカイラー〉ほんとだわ、これはすごいわ 〈出川〉だが、まだ勝ちと決まったわけじゃないわ!最後まで、諦めない! 出川の言葉を聴いて、三人は審議を行った。 少し、時間がかかった。 出川は不安だった。 みんなが緊張する中、審議は終わった。 そして、三人はこの最終決戦の勝者、そして、どちらのチームが勝ったのかを決めた。 〈石沢・寺山先生・上野先生〉勝者、............... この瞬間、ついに勝者がきまる。 〈石沢・寺山先生・上野先生〉勝者!料理研究部部長・徳井稟!よって!この決戦を制したのは、料理研究部! なんと、勝ったのは、ピカタ風おむすびを作った、徳井部長だった! その結果を聴いて、出川は足から力が抜け、座りこんだ。 〈出川〉あ、あ、また、また、あのおむすびに負けた! すると、突然、出川は立ち上がり、徳井の方へと向かった。 〈出川〉どうして!どうしてなの!?なんで、あそこであんなおむすびをだしたの!! 〈徳井〉どうして、ですって?あなた本当にわからないの?なぜ、あのおむすびに負けたか、そして、なぜ、この張り詰める空間の中、あのおむすびを作ったのか?まだ、わからないの? 〈出川〉し、しらない!そんなの?わかるわけがない!私は!あんたを憎んでる!この決戦で倒さなければならなかったのに!なんで!? 〈中里〉泉ちゃん、まだあの事をきにして 〈出川〉そりゃ!そうでしょ!私はこいつに裏切られたのよ!だから!こんな調理部なんて作って、復讐をしよう!って絶対料理研究部を正々堂々と、料理の技術とスピードで料理研究部を潰すって!決めたの! 出川は、凄まじい徳井へと、あの時裏切られた気持ちが爆発して、どうやら対立のため、復讐のために、調理部を作り、今まで、対決をしてきたみたいだ。 だが、その「あの時の裏切り」とは?復讐とは?一体、徳井部長は何をしたのだろうか? ー 22 料理対決・終結 ー 続く
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