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3日目 仲間 中編
日付:2月28日 金曜日 担当 椿
草ww破滅部・部室にて
(椿)はい、始めましょう!
と、勢いよく、椿は席を立った。
(スカイラー)ちょっと、まだ要さんが来てないわよ。
(椿)そうだな。だからだ。だからこれも草ww破滅部の仕事の一環だ。まあ、とりあえず、昨日のことを話す。実は、帰りに一星と別れて、家の近くの公園で、要をみたんだ。それで...
椿は昨日あった「あの出来事」を他のメンバーに話した。
椿は、眉間にシワをよせ、みんなに真剣に話した。
*********************
(椿)ん?あれは、要?なんでここに?でも一人じゃ...様子がおかしい
と、椿はよく覗き込むと、要は険しい顔、怖い顔でバットをもって、ハアハア...と、息を切らして立っていた。
(椿)な、なにをしてるんだ? なんだこれは?
(椿)おい!要!ここでなにしるんだ?
と、要に近づき、おれは要に問い掛けた。
(要)...!? なんでお前が、ここに?
要は、はっ!と椿に気づいて、目を下に視線をむけ、悲しい顔をしていた。
(椿)おい、どういう事だよ、! ここで倒れてる人は?今日、なぜ来なかった?襲われたのか?何があったんだ?心配してんだぞ!おい!要!何か言ってくれ、答えてくれ、どういう事なんだ?大丈夫なのか?
椿は、焦っていた。こんな状況になったのは初めてだったからどうしたらいいのかわからなかった。
だから、椿は、要に何回も一方的に質問攻めをした。
(要)くっ! ほっといてくれ...
要はそういうと、その場から、走って公園を出た。
今日は風が強かった。要は風を切るかのように、急いでその場を駆けていった。椿は止めることもできず、気づいたらもう要は消えたいた。
(椿)おい!ま.... くそ、どうなってんだ?
椿は、要がいなるなる瞬間、不安が押し寄せた。
椿は思った、何かできないのかな?って。
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椿は話を戻し、またみんなに相談した。
(椿)これで全部だ
(一星)なるほどな、あの後会ってたんだな。
(スカイラー)で?どうしろと?
(道久)でも、なにができるんだ?ぼくたちでどうにかなるものなのか?
(椿)わからない。けど、あいつ救ってやりたいんだ。今、要はまたあの時みたいに真っ暗な明かりもない暗い部屋に閉じ籠る気がして、おれ、怖いんだ。
でも、おれには力がなくて。だから、みんなの力を借りたい!
この話をきいて、一星、スカイラー倖奈、道久は、キョトンとしていた。そして、3人は、お互いの顔を見合せてから3人とも椿のほうを向いて叫んだ。
(一星・スカイラー・道久)当たり前だ!!!困ってんなら助けんのが、本当の友達だ!
(椿)おまえら、ありがとうな!一緒に要を助けようぜ!
(一星)でも、どうするんだ?話を聞くと明らかに喧嘩っぽいな。あいつケガしてなかった?
(椿)わかんねぇ、ちょっと暗かったし、よく見えなかった。数人が横たわってたのはみた。
それに、あいつ、走っておれから逃げるとき、泣いてたんだ。多分おれに話しかけられてすっごい、不安と色んな感情が込み上げてきてたんだ
(椿)要は、たしかに、頭悪いしバカだけど、すごいおれたちに気を使ってて、優しくて、時には強く生きてて、いつも明るい。そんな要だから、迷惑もかけたくないっておもったんじゃないか?だから、誰にも言えずに、一人で公園に行ったんだ
(一同)よっしゃ!なら、もう助けるしかないだろ!
(椿)みんな...でも、どうすれば...
(スカイラー)もう!落ち込まないの!部長でしょ?私たちの大将なんだから!引っ張らないと誰が引っ張るの?あなたでしょ?策ならあるわ。それはここにいる全員考えてることよ。あなたも。
(一星・道久)うん、うん!
スカイラーは悄気そうになっていた椿に怒鳴った。
おかげで、やるべきことがわかった。
(椿)わかった!じゃあ!いくか!要のところへ!今日、学校来てないから!多分家だ!
(一星・スカイラー・道久)おう!
椿たちは、要を助けるため、闇を明るく照らしたい!そんな思いで、勢いよく4人は部室を抜け、椿たちは全速力で、走った!要のところへ、向かった。
(椿)よしっ!要!待ってろよ!今、行くからな!
椿は、そんなことを言いつつ、走っていた。
必ず助けてやる!そんなことを胸にしまい、向かった。
ー 3日目 仲間 中編 ー 続く
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