8日目 夜勤

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8日目 夜勤

今日は安西先生が夜勤をしていた。 安西先生は夜の校舎を見回りに行くことにした。 〈安西先生〉ホントに暗いわね すると、安西先生懐中電灯をつけ歩いた。そして、理科室前を通った。すると、なぜか、ぼんやりと豆電球がついている。 〈安西先生〉え?なに?誰もいないはず? 安西先生は、すぐ鍵で開けようとした。すると、鍵はもう開いていた。 〈安西先生〉え?なんで? 安西先生は怖くなった。少し手が震える。 扉を開けると、理科の先生・横山先生がいた。 〈安西先生〉え?横山先生?なにしてるの? 〈横山先生〉え??あ!安西先生? 〈安西先生〉よかった!人で 〈横山先生〉なんの話?ていうか、今日夜勤なんだ 〈安西先生〉ていうか、びっくりするじゃない!みくちゃん!なんでいるの? 〈横山先生〉え?明日の授業がテストになるから作ってんだけど?校長先生にも言ってあるよ?あれ?私、言わなかった? 〈安西先生〉聞いてないよ! 〈横山先生〉そっか!ごめん! この人は理科教師の横山 未來(よこやま みく)。 どうやら、明日テストになっているので、そのテストを居残りで作っていたようだ。道理で鍵が開いてるわけだ。この横山先生は安西先生の高校からの友達で、大学は違ったが、この谷武高校でばったり出会ったそうだ。 〈横山先生〉まあ、もうすぐ、終わるから 〈安西先生〉本当にお願いね。びっくりしたんだから 〈横山先生〉ごめんって!今度一緒にカフェでも行こう!奢るから 〈安西先生〉カフェ......わかった、いいよ 安西先生はカフェ巡りが趣味だ。 〈横山先生〉うん!ありがとう!もう帰るね! 〈安西先生〉うん!またね! そういうと、横山先生と安西先生は理科準備室から出た。横山先生はそのまま、家に帰ったようだ。 安西先生も夜勤室に戻った。 ー 8 夜勤 ー 続く
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