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「こちら四号ステーション、気密はオールグリーン。分離作業に入る」
ジョージはそう言うとケンに手で合図した。
ケンはジョージの方を向いていて、その合図を確認するとコントロールパネルの前のタッチパネルにボタンを押すように操作をした。
ジョージとケンはしばらくそのまま動かなかった。ステーションのどこかでモーター音のような機械音が鳴り響いた。同時にカメラの連続シャッター音が何回か聞こえた。しばらくすると、機械音も止まった。
「おいおい、まだ分離しないのか」
(続く)
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