あと五分遅かったら

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 友達と別れてモノレールに乗った。多摩センター駅でモノレールを降りた。  貞夫は帰宅することになった。大学生だから勉強もするが、少しは遊びたいとも思う時はあった。遊ぶにはお金と時間がかかった。  貞夫には厳しかった。アルバイトをしたいと思った。  でもアルバイトをして大学生と、どちらが本業なのか分からなくなりたくなかった。  貞夫は大学生だ。就職すればいくらでも稼げると考えた。  貞夫の気になる東子は、家庭教師をしているらしい。  高校受験の中学生に教えているのだそうだ。  貞夫は三浦のラグビーの試合を見に行くことにした。貞夫は面白そうだと楽しみだった。
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