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 男たちは夕暮れの山中にアルを引きずり、泣き叫ぶリベカをその奥にある古い小屋に連れ込んで乱暴した。そして、放心状態の彼女を柱に縛り付け、置き去りにしたのだ。 「俺たちは時間をずらして村に帰って……次の日に、アルの遺体を担架に乗せて戻ったんだ」  リベカの捜索隊を仕切ったのはダミオだ。彼は村長の息子という地位を利用して、山小屋のあたりを自分たちに割り当てた。彼らは捜索と称して毎日山に入り、毒草の根を飲ませ喉を潰したリベカを蹂躙していたのだ。  しかし、堕落した男たちの楽園は、長続きしなかった。痩せ細ったリベカの腹が、日に日に膨らんでいったからだ。  村では、赤ん坊は天からの贈り物であり、堕胎すれば呪われると信じられていた。  監禁して三ヶ月。陵辱によって妊娠したにしては、リベカの腹は大きくなりすぎていた。けれど、若い男たちにそんな知識はなく、ただその腹の内側に、自分たちの罪が詰まっているようで恐ろしかった。  彼らは次第に、山小屋に行かなくなった。水や食料を運ばなければ、長くはもたないだろう。誰もがそれを理解し、期待していた。衰弱していたリベカが自力で縄をほどき村に帰ってくることなど、誰も想像していなかった。
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