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はじめに
この収容施設は『アノマリー』と呼ばれる未確認生命体等(以下異常体)の管理、収容を行いそれを実録していくことが目的の企業です。
これらの作業を行うことによって、それらの異常体の特性、危険、対応方法を理解しこの世の安全を守る事が最大の責務だと考えている次第です。
つきましては記録方法を以下のように定めますので、異常体を発見した際にはその記録方法に基づいて明記し、当社にご連絡、提出をお願い申し上げます。
なお、その異常体によって負傷や死亡事故が起きた場合において、当社は一切責任を負うことはできません。
その場合は情報提供を最優先させてください。
記載方法
まず、異常体には3つの種類があります。
1 生命体
2 物
3 自然
上から順に『life』『object』『nature』とします。
生命体の場合は頭文字の『L』を記載し、物ならば『O』、自然物なら『N』になります。
そして次に危険度についてです。
危険度は5段階あり、ほとんど無害である『epsilon』、管理によっては多少の被害がある『delta』、ある程度の大きな害が予想される『gamma』、国規模の大損害が想定される『beta』、全世界の壊滅、人類滅亡が危険視される『alpha』になります。
例として異界ねこの管理番号を表記しますと、
アノマリーのANO、生命体なのでL、未使用収容番号の001を組み合わせて 『ANO-L-001』となります。
危険度はその後に記載してください。
そして説明です。
説明は収容施設規模やその異常体の特異性、実害記録、実際の作業記録等を出来るだけ明確に記載してください。
以上です。 情報提供をお待ちしております。
まあちょっと遊ぼうと思ってやっただけなのであんまり期待はしないでね!!!!!
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