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ANO-N-003 次元断裂爆発
危険度 beta (かなり危険)
《管理》
ANO-N-003の発生現場から３ｋｍ四方に外部からのアクセスが不可能になるように取り囲まれています。
動物等にも反応してしまうため、鳥等の空中からの侵入もできないようにしております。
《特徴》
通常の爆発とは異なり音はほとんどなく、見た目の変化もない事から爆発の予測をするのがかなり困難で、それに触れてしまった下級職員Aが跡形もなく消え去ったのを下級職員Bが目撃しています。
下級職員Bの話によると、突然金属が擦れ合うような音を聞きその直後に職員Aの叫び声が一瞬聞こえたといいます。振り返るともうすでにそこには数滴の血だまりしかなかったらしいです。
また、ANOーN－003は一人を殺傷するたびに、その発生現場から半径１ｋｍ以内に倍の個体数になり、何処かに再び発生するようです。
この特性から早急に鎮圧しないとかなりの広範囲が危険区域に指定されてしまうかもしれません。
《鎮圧方法》
まず、発生現場の特定をする必要があります。
少しでも触れると体が粉々になってしまうので注意深く探索してください。
発生現場の３０ｃｍまで接近すると、上での記述通りに金属の擦れ合うような音が聞こえてくるはずです。これで場所が特定出来ます。
次に鎮圧方法ですが、ANO-N-003に向かって無機物を投げ込みます。
『無機物』だと増加せずにそのまま消滅することが確認されたためです。
しかし、個体数が『１』の場合だと消滅しないようなので、そのまま収容することになりました。
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