ANO-O-008 真実の瞳

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ANO-O-008 真実の瞳

危険度 alpha (とてつもなく危険) 《管理、収容》 1m四方の部屋に収容されており、絶対に外部からの刺激が伝わらないように絶対的な防音壁や、断光、振動が伝わらない構造になっています。 また、誰も開けることができないように扉は排除しています。 《特徴》 話によると、30cm程度の目玉のような形状をしており、かすかに振動しているように見えたのだそうです。 そして、発見された当初は5cmぐらいの大きさしかなかった点からなにかしらの理由で少しずつ巨大化している事が判明しました。 《事例》 それは研究中に起こった事故です。 突然ANO-L-008が眩く光ったかと思うと、そこで作業中だった下級職員3名、中級職員2名がANO-O-008に吸い込まれるようにして消えてしまいました。連絡も全く取れなくなってしまったのでその職員達は死亡扱いになりました。 当時同室にいた上級職員のみが生還したのですが、その職員についてもしばらくはかなりの精神障害が発生していたとのことです。 そしてその事故からちょうど1年後に再びANO-O-008が発光。最初に発光した時よりも圧倒的に広い範囲で職員達がANO-O-008に吸い込まれていきました。 その時に確認されたのがANO-O-008が最初の事故から20㎝程にまで巨大化していたとの事。 この事から巨大化すればするほどに発光時の被害範囲が爆発的に広がる模様で 急遽、危険度が最高クラスに指定されました。 外部からの刺激を完全に封鎖してからは、巨大化は確認されていません。 《訂正》 最初の事故での下級職員3名、中級職員2名は始めから存在していませんので訂正してください。 危険度も、死亡者は出ていませんので delta に格下げしてください。
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