ANO-L-012 大蛇少女

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ANO-L-012 大蛇少女

危険度 epsilon (ほぼ無害) 《収容》 通常サイズの人間が住めるような部屋を使用。 進んで暴走するような事は無いので、壁は木材を使用しています。 《特徴》 上半身は人間の20歳くらいの少女のような見た目をしており、腰から下あたりから蛇のような見た目になっています。 さながら神話生物の「人魚」の蛇版のような感じです。 会話も可能で、人間と話しているのと同じように話すことができます。 服を着ていなかった為、上半身のサイズに合うような服を作成し着ていただきました。 《管理》 基本的な生命維持活動は普通の人間と同様に自身で行う事ができるため、管理はとても簡単です。 本人曰く、空腹が長く続いてしまうと「蛇のような狩猟本能」に抗えなくなってしまい、無差別に生物に襲い掛かってしまうそうですが、人間と同様の食事量を朝、昼、夜と、忘れずに与えられれば暴走することはありません。 なので危険度に関しては最低ランクに致します。 《作業記録》 彼女の話によると、元は普通の人間だったとの事。収容される半年前に「大蛇の呪い」を受けこのような姿にされてしまったらしいです。 その呪いを浴びさせたのは、小太りでスーツ姿のシルクハットを被ったおじさんのような姿をしていたとのことです。 彼は突然家に押し入ってきて、両親を銃で殺害したのち「お前には素質がある」と、彼女に言い放ちました。 そして聞いた事がないような言葉を喋り始め、その途中から下半身に激痛が走り、その痛みで気を失ったそうです。 目が覚めた時にはすでに現在のような姿になっていました。 当然このような姿では何をされるか分かったものではないため、そのまま逃亡生活が始まりました。 その半年後に、森で彷徨っていた所を職員によって発見されます。 《調査》 呪いの使用者であるおじさん(以下OZとします)の調査のために下級職員5名、中級職員3名、上級職員2名、そして隊長としてS級職員であるデイビット・ケングを調査団として任命しました。 5日間の聞き込み調査の結果、○○島の廃ビルに潜んでいる可能性が高いという事がわかります。 《戦闘》 廃ビルを探索して1時間ほど経った時ついに対象であるOZを発見し、交渉を開始しましたがこちらを振り返ったと同時に銃による発砲を開始。 下級職員は全員防弾シールドを装備していたのですが、シールドを貫通?(シールドに着弾した痕跡はない)し、下級職員4名は頭に銃弾が貫通し即死。 1名はその場から逃亡しました。 他の職員は回避に成功しましたが、OZは間髪入れずに次の攻撃を開始。 無数の蛇のような鋭い棘を職員達にめがけて発射。それにより中級職員2名が被弾し重傷、上級職員1名が首に命中し断頭して絶命します。 予想外の戦闘力に非常に状況は悪く、一時は撤退を考えたデイビットでしたが、OZが重傷である中級職員2名にとどめの発砲を行った時の隙を見逃しませんでした。先ほどの攻撃を回避した上級職員がOZにアサルトライフルを発砲。それにひるんだのを確認してデイビットは一気にOZに接近し対ANO武装である「大骨刀」でOZを一刀両断します。 この攻撃によりOZは明らかに致命傷を負ったのですがOZを殺害するまでには至らず、OZを黒いモヤのようなものが覆い、その場から消えていきました。 今回はOZの捕獲、無力化には至りませんでしたが、この戦闘でかなりの被害が出た事から「OZ」を危険度「beta」の異常体とし、発見次第出来うる限りの戦力で収容か、最低でも殺害を視野に入れて調査を進めて行く方針です。 この戦闘で逃亡こそしましたが、生き残った下級職員1名を昇格し、今後中級職員とします。 そして上級職員1名を超級職員に昇格しました。 ※今回思い付きがひどいw
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