踏み入れてしまった世界
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踏み入れてしまった世界
同じ景色、同じ人の流れ、同じ食事、同じ教室。慣れたその生活とその流れに、飽きていたわけではない。不満があったわけでもない。 でもなぜ俺は、あのとき、あの話に乗ったのだろう。 何かを変えたいとか、挑戦してみたいとか、そんな思いがあったわけでもなければ、危険な世界かもしれないという警戒心がなかったわけでもない。 なぜ、俺は、この世界に足を踏み入れたんだろう。
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