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圧倒的な筋肉
日に焼けた肌
見下ろす冷酷な瞳
何度も転がり土をつけられ、朔良の脳内には、屈辱しかなかった。
「かわいい子連れてきたなぁ」
「だろ? 好みだと思ったんだよね」
「ほら、顔上げろよ」
下ろした顔に、パシャリと水がかけられる。
さっきから、何回目だろうか。
朔良の排泄器官は、何度も何度も入れ替わり立ち替わり突っ込まれるソレに耐えきれず、悲鳴を上げる。
「いってぇ……」
「痛いのが気持ちいいんだろ?」
「くっそ……」
「いいねぇそーゆー目、好き」
ニヤリと笑ったそいつは、俺の口の中に自らのモノを押し込んだ。
苦しさにダラダラと垂れるよだれ、溢れる涙。
負けるかと、必死で見上げそして、睨みつけた。
まだ止めねぇのかよ……
早く止めてくれ……
心の中で叫ぶその声は、誰にも届かない。
「あんた、いい顔するねぇ」
その言葉を合図とするように後ろからガツンと激しく突き上げられた。
「んくぅっ……」
情けない声にしかならないその訴えは、誰にも届かない。視線の先には、楽しそうに笑うイカれた野郎がそんな自分を見下ろす。笑っているはずのその瞳には温もりはなくて、冷たく突き刺さる瞳に朔良は、恐怖さえ感じた。
「たまんねぇなぁ……あーーイキそ……」
早く終わってくれ
そのままイッてくれ
声にならない声をくぐもった呻き声に込めた。
その時、
「はーい止めよっか」
その声に、朔良の前と後ろから一気に圧迫が消えた。
と同時に、そのカラダの力が一気に抜ける。
このまま、意識を手放したい。
とさえ思う、激しいその行為は、今までの撮影とは大きく違った。
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