1. 天才プログラミング少女

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1. 天才プログラミング少女

 ええと、まずアイコンをここにおいて。  次に募集要項を……あー、間違えた。そっちを消さないと。  それから背景をオフホワイトに……って、なんかイカ墨スパゲッティーみたいに真っ黒になちゃったんですけどー。  あー、また消してやり直さないといけないじゃん。 「――つむぎ! おい」  あ、うまくいった。  きれいなホームページになっちゃったぁ。結構自信作だし、お父さん喜んでくれるかな。 バコーンッ! 「いったぁあ……」 「アホかっ! 今何時だとおもってんだ!」 「えぇ……」  じんじん痛む頭を両手でおさえつつ、チラッと部屋の時計をみると、 「きゃー! し、七時! やばやば、学校に行かないと!」  わたしは慌ててパソコンのスイッチをオフ。  イスからぴょんと立ち上がって、部屋のクローゼットに直行。  急いで制服のハンガーに手をかけって……ん? 「あれ、(さかき)、なんでここにいるの?」  そう、わたし真後ろにはなぜか、丸めた新聞紙を手にした幼馴染の榊が立っていたの!  榊は苗字で、名前は恭也(きょうや)。家が近くだからちっちゃいころからよく遊んでたんだけど、中学二年にもなってまだちょっかいをかけてくる子供っぽいヤツ。  ルックスは羨ましいくらいにサラサラの茶色がかった髪に、明るい栗色の瞳。ブレザーの中にパーカーを着こんで、校則的にいいのかどうか。極め付きに、女子からカッコいいカッコいいともてはやされ、いつの間にか今のように生意気なチャラい男になってしまったわけだ。  ま、でも悔しいけど、勉強とかスポーツなどなんでもできるので、頼りにはなる。 「……はぁ。お前を迎えに来たら、まだ寝てるから起こしてほしいって頼まれて、わざわざ部屋に来てやったんだよ。ていうかなに、また徹夜で作業?」 「あー、ん、そんなかんじ。って、着替えるから早く出てってよ!」 「ああ? せっかく起こしに来てやったのに、ありがとうぐらい言えよ。まったく、礼儀ってもんがなってないよな」 「――あ・り・が・と・う! はい、ほらほら出てって」  ブツブツ文句を言う榊を強制的にドアの外に押し出して、力いっぱいドアを閉めた。 「ふぅ……。あー、でも、榊が来てくれてなかったら遅刻してたかも。なんか、こういうときにはありがたいな」  わたしは小声でつぶやきながら制服をハンガーから外して、ベットに放り投げた。  わたしは、朝宮(あさみや)つむぎ。春山桜(はるやまさくら)中学の二年生。  趣味は読書。部活は帰宅部!  勉強運動はそこそこ、ごくごく普通の女の子です!  ……と、まあ、ここまでがよく自己紹介とかで普通に言っているやつで、ここからは榊と家族以外は知らないんだけど。  実はわたし、そこそこ有名なプログラマーなんです。  プログラミングって知ってる? パソコンとかに文字を打って、ゲームとかホームページ、はたまたロボットとかを作る……遊び? みたいな。  ま、そこは人によって趣味とか仕事とかいろいろだけどね。  わたしは小さいころ、かなり人と話すのが苦手で、家族以外だと榊としか普通に話せなかったの。今は少し話せるようになったけど。  で、そんなわたしがはまったのは、ゲーム!  もちろん冒険とか、対戦とかも好きだったけど、自分で街とかお店をつくるゲームにものすごくはまった。  それで、うちのパパがIT企業に勤めるエンジニアだったから、小三くらいからプログラミングを始めたの。  もともと熱中するタイプだったのもあって、どんどんいろんなものを作れるようになったんだ。それで試しに、いくつかコンテストに応募してみたら、賞ももらえて……。  まあ、そんなかんじでわたしのことを知ってくれる人が増えたの。  でも、ほとんど大人の人だけどね。 「よし、寝ぐせもないし。準備OK!」  全身鏡の前でミディアムのブラウンアッシュの髪をなでつける。  クルリと一周して、紺色のブレザーに何かついてないかを最終チェックすると、わたしは急いで革のカバンをつかんで部屋から飛び出した。 「――遅すぎ」 「ごめんごめん。まあ、何とか間に合いそうだし、いいじゃん」  あの後、家を出たとたん榊に腕をつかまれてバス停までダッシュ。  苦労の末、なんとかギリギリ遅刻しないバスに乗れた。  しかも、いつもより遅い時間だからなのか乗客が少なくて、座席にも座ることができた。 「なんとかってお前、停留所についてからもまたダシュしてギリギリだぞ。今めっちゃ疲れてるっぽいけど、そんなんで大丈夫なわけ?」 「えー、もう少し遅くしてよ! 榊のスピードにはついていけないって」 「ならお前だけ遅刻な? オレは先に行くから」 「は? なんでよ、ケチ」 「ああ、なんだと? もともとはお前が徹夜したのが悪いんじゃねーか」 「むぐぐぐぐ……」  真となりからおもいっきり正論をぶつけられて、ごにょごにょと言いよどむ。  百歩譲って原因はわたしだとしても、困ってる女子を見捨てるのはどうかと思いますがね?  でも、どうせ反論しても語彙力の差で負けるから口をつぐむ。  プログラミングと頭の良さはそこまで関係ない。  普通の人よりは頭の回転が速かったり、筋道を立てるのがうまかったりするけど、学校の勉強はやっぱりしないと点が伸びない。  だから、得意科目の数学はいいとしても、その他のテストでは全戦全敗。特に知識量ではかなり差がついてる。  しかも榊は洋楽好きなもんだから、英語がペラペラ。  あ、でもあれだからね?  わたしはプログラミングが忙しくて勉強時間が足りてないだけだから!  本気を出したら榊なんて目じゃないんだからねっ!  『つぎはー、春山桜中学校、春山桜中学校ー。お降りの方は、お近くのボタンにてお知らせください』 と車内アナウンスが流れる。すると、 「もーらいっ」 ピンポーンッ 「あ、ずるい。昨日も押したじゃん! 今日はわたしでしょ」  榊は窓側に座るわたしをこすように腕を伸ばしてボタンを押し、こちらを向いてニヤリと笑う。  結構近い距離に顔があって一瞬ドキッとしたけど、なんとか何とか表情に出さないようにして目をふせた。  だって幼馴染の腐れ縁にときめいた、なんて勘違いされたらいやでしょ。  すると榊は何事もなかったようにすぐに席に座り直して、すました顔でこちらをじっと見つめてきた。  ずいぶん経っても見つめてくるので、とうとう耐えられなくなって、 「……え、えーと、どうしたの? な、なんか顔についてるかな?」  おもいっきり挙動不審になって聞くと、なんと榊が急に近くまで顔を近づけてきて、わたしはカチンコチンに固まってしまった。  こころなしか、心臓がバクバクいっててうるさい。 「――いま、もしかして、お前」  耳元に吐息がかかる。  え、うそ。これはまさかバレたんじゃ――。 「――悔しかった?」 「…………え?」  わたしは拍子抜けして、目をぱちぱちとしばたかせた。 「だから、押しボタン押せなくて、悔しかったんだろ」 「は、はぁー!? な、な、なんで」 「『ずるい。昨日も押したじゃん』って、お前さぁー、まじおもしれー」  となりでおなかを抱えながら大笑いする人を恨みがましく見つめて、わたしは静かにため息をついた。  あーあ、緊張して損した。バカみたい。  なんか、今日はいいことあんまなさそうだな。  朝なのにだいぶ疲労感があって、わたしはがっくりと肩を落とした。 「え、なにお前、そこまで落ち込んでるわけ?」  ちがいます。  ここまでくるとあまりにも能天気な幼馴染に呆れてしまう。  すると、そこでバスが止まったので、わたしは立ち上がって榊の後ろにつづき、定期パスを運転手さんに見せてバスを降りた。  扉が閉まり、ブーンと音を立ててバスが走り去る。  あー、ここから走るのか。いやだな。  でも、 「はぁー……。ほらっ」 「え? きゃっ!」  なんと数秒後、わたしの体は宙に浮かんでいたの!  よくよく状況を確認すると、わたしは榊にいわゆるお姫様抱っこをされていて、膝の上には二人分のカバンがのっていた。  そして最悪なことに、そのまま学校に向かって走り始めたの! 「うわわわ……、お、おちる」 「あばれんな。静かにしとけ」 「いやいや悪いよ。降ろして!」 「バーカ。こんぐらいなんてことねぇよ。大人しく運ばれてろ」  運ばれてる分際としてあんまり話しかけて疲れさせるのもあれなので、今回ばかりは大人しく言うことを聞く。  でも、通りすがりのおばちゃんとかに時折笑われてめちゃくちゃ恥ずかしい。まあ、まだ春山桜中学校の生徒がいなくてよかった。不幸中の幸いってやつだ。  そんなことを考えながらいつの間にか大きな校門に到着する。 「さすがにここからは一人で歩けよ」 と言われて、結構雑に降ろされた。  まあ、なにも文句が言えない立場なので我慢したけどね。  それからまた急いで靴を履き替えて、階段を駆け上がり、目的地の二年C組に突入する。  ちょうど担任の先生が入ってきた頃には、ズタボロ状態だけど、なんとか二人とも着席していることができた。  あ、榊とは小学生から同じクラスです。腐れ縁って怖い。 「ちょっとちょっと、つむぎ」 「あ……、ハル……。おはよ」  わたしのちょうど後ろの席に親友の柴野(しの)はるこが座っている。  この中学に入学してはじめてできた友達で、名前が同じひらがな同士ということで不思議と仲良くなったんだ。呼び方はいつも、ハル。  彼女はバリバリのバスケ少女で、いつもポニーテールをしている元気な子。性格はあんまり似てないけど、ハルが引っ込み思案なわたしによく話しかけてくれているから、教室で寂しい思いをすることはない。本当にいい子なんだ。 「どうしたの、そんなゾンビみたいな感じになって」 「あー、なんていうか……。ね、寝坊しちゃって」  さっきも言ったけど、プログラミングをしていることは榊以外、学校で誰も知らない。  だって、部屋にこもってパソコンとにらめっこ。しかも、ずっとコードを打ってるなんて、ちょっとなじみのない人には気味が悪いと思うの。  あ、ちなみにコードっていうのは、プログラミング言語で書かれた文字列のことだよ。 「それで、榊くんまで遅れてきたんだ?」  ハルが廊下側――つまり、榊の席に目を向ける。 「まあ、そんな感じです」  「でも毎日毎日よくもまあ、仲良く登校してくるわね。なんで? 付き合ってないの?」 「ああ、説明したことなかったっけ。わたし、一人でバス乗ると、乗り過ごすの」 「は?」 「誰かが一緒にいればいいんだけど、ついついひとりだと眠くなっちゃて」 「え!? え、そんで、幼馴染の榊くんが面倒見てくれてるわけ?」 「ママがねー。昔から面識あるからって、お願いしちゃって。榊も断ればいいのに、OKしたから。めんどくさいほど律儀だよねぇ」  わたしはのんびりとあくびをしながら、回答する。  昔から榊って人からの頼みは基本受ける。お世話になった人ならなおさら!ってヤツだから、苦労の多い日々を送っているわけだ。  今日だって、口では見捨てるとか言いつつ、結局助けてくれた。  ま、よくいえば根っからの王子様基質、悪く言えばかわいそうな苦労人、かな。 「いやー、そうかな? 確かに律儀だけど、それだけじゃ毎日迎えには来てくれないんじゃない?」 「うーん。まあ、いわれてみれば……」  え、じゃ、逆になんでいつも登校してくれるんだろう?  わたしはハルの言葉を受け、まだよく働かない頭でぐるぐる考えて……、 「あ」 「え? まさか、いまさら――」 「妹だからでしょ!」 「えっ」  なんか、後ろでずどんっと机に人が崩れ落ちる音がしたけど、なんかおかしなこと言ったかな? 「榊にとって、妹みたいな存在なんだよ。きっとそう! だからか~、いつもいろいろ迷惑かけてるなぁとは思ってたけどね。でも榊、すごい怒ったり、いじわるもするし。そういうことか」 「い、妹……」 「うん。ね? そういうことでしょ?」 「あのぅー、榊くんが」 「うん?」 「かわいそう」  おもいっきり低音で言われて、わたしの頭は?マークでいっぱいになる。  後ろでつっぷしていたハルは顔を上げ、ふりかえったわたしを珍獣でも見るかのような目つきで眺めた。 「なんでなんで、だってそれしかなくない?」 「さすがだわ」  どういうこと?  そう言おうとしたとき、ちょうど一時間目の数学の先生が入って来たので、結局言わずじまいになってしまった。 「ああ、ようやくおわったー」  長くてつらい一時間目が終わり、休憩時間となった。  次は社会なので移動する必要もなく、ただただ席に座っておしゃべりする。  ……といっても、大勢の時はわたしはうなづいているだけ。 「ねー、そういえばもう七月よね」  クラスのリーダー的存在の香織ちゃんが、話を切り出す。  この子は結構派手で、他校の男子とも付き合っているらしい。  『いるらしい』というのは、しょっちゅう相手が変わるので今どんな人が彼しか詳しくは知らない。まあ、そんなに興味ないし。 「そうね! そういえば、夏祭り、今年は七月の最終日にあるんでしょ? 楽しみだな~」 「彼氏と浴衣来て花火! 射的とか当ててくれたらいいよねー」 「って、舞、彼氏いないじゃんか」  息のあった掛け合いで、周りに笑いが起こる。  この二人は双子の舞ちゃんと鳴ちゃんで、顔もそっくり。  わたしもおもしろくて遠慮がちに笑っていると、香織ちゃんが突然、 「……ねぇ今朝さ、朝宮さん、榊くんと一緒に教室入って来たよね。どういこと?」  そう。榊と一緒に登校していることは、ハルしか知らない。幼馴染であることも知られてないんだと思う。  いつもなら学校の大分手前の信号で時間差をつけて登校するんだけど、今日はそんなことは全く考えていなかった。  やっぱりなんでもできて顔がいい榊はモテる。しかも、わたし以外の女子にはかなり態度が優しい。  しょっちゅう告白も受けてるみたいだし、バレンタインなんかひっきりなしに呼び出されるから逆に辛い行事と化しているらしい。  だから、榊に不用意になれなれしくしているのは危ない。  まあ、榊の性格の悪い部分を知ってるわたしとしては、みんな騙され過ぎだと思うんだけどね。  中学に入ったばかりの頃はそれまで通り榊のことを、「恭也」って呼んでいたんだけど、彼女気取りかって言われて、それ以降榊と呼ぶようになった。  ちなみに榊は、だいたい榊くんか、榊と呼ばれているんだ。 「た、たまたまだよ。偶然下駄箱であっただけ」 「ふうん、まあ、そんなところだろうと思っていたわ。ちなみに彼、誰かと夏祭り行きたいとか言ってた?」 「え、夏祭り? 言ってなかったけど……」 「じゃあ、なんで聞かなかったのよ」  そんな時間はなかったし、しかも、夏祭りの存在なんて今初めて聞いたんだけど。  なんて、とても口にはだせないので、なんとなく小さくほほえんでおく。 「あ、ごめん。気が利かないからさ……」 「ほんとね」 「朝宮さんって、そういうとこあるよね」 「うんうん、なんか抜けてるっていうかー」  とりまきの女の子たちからごうごう非難される。理不尽だ。  一瞬、一年前の出来事がよみがえり、本当に肝が冷えた。  このままいじめとかあったら、どうしよう。  こびりついた笑顔のまま、おろおろと困っていると、 「ちょっと、変な言いがかり、つけない!」  なんと、ハルが周りを制するような鋭い声でかばってくれたんだ。  わたしがハッとしてハルを見ると、ハルは元気づけるように強くうなずいてくれる。  やっぱり、ハルって優しい。  改めて、教室に味方がいることが、どんなに心強いかわかった。  それは胸がぽかぽかするような、そんなあったかいものなんだ。 「でもさー、ハル。ハルだって知りたいでしょ、榊くんについて」 「いや、アタシはいいかな」 「そう? まあ、ハルはもはや自分がイケメンだもんね。――ていうか聞いてよ。実はね、榊くん、私のことが好きみたいなの」 「えっ!」  その周りにいた女子(わたしも含め)は、みんないっせいに驚きの声を上げた。  え、榊、そもそも好きな人なんていたんだ。  ただの幼馴染なのに意外過ぎる事実にかなり動揺した。 「どうしてそう思ったの?」 「だってぇ、私が榊くんのことを見てたら、彼も振り返って目が合ったの。でもね、一日に何回もよ! しかも、決まって不思議そうに笑ってくれるんだから」 「それって単なる――」 「それって本物じゃないー! すごい、いいなぁ」  ハルの冷静なつっこみは、他の恋する女子の甲高い声にかき消された。  みんなもう、お祝いモードできゃあきゃあ楽しそうだ。  まあ、中には若干悲しそうだったり複雑そうな表情の子もいるけど、みんな無理やり周りに合わせて喜んでいるようだった。  なんか、大変そうだな。  わたしとハルはその輪には入っておらず、二人して微妙な顔を見合わせた。 「みんなに合わせるのって大変だね」  わたしが小声でささやくと、ハルは驚いたように、 「え、そっち? さっきの話からしてどう見ても好きじゃないでしょ」 「そ、そうなの? わからなかった」  よかった。  そう思ってから、わたしは一人でプチパニックになった。  なんで、ほっとしたんだろう。関係ないのに。  胸を押さえながら首を傾げつつ自問自答をしていると、急にあることを思い出した。 「あ」 「なに?」 「やばい」 「だから、なにが?」 「……あのー、ちょっと国語の漢字練習してなくて。テストだよね?」 「いや、来週の月曜だけど」 「え? あ、ああ、そうそう。でもほら、いまからやらないと! ちょっと図書室行ってくるね」  苦し紛れに言い訳をしつつ、わたしは机から水玉のファイルを抜いて、そそくさと教室から抜け出した。 「ここらへんは誰もいないよね」  図書室なんて嘘をついて、わたしは屋上に来ていた。  授業まで五分ぐらいあるから、ささっと済ませれば余裕だと思う。  コンクリートの壁に背を預けて、水玉ファイルの中からホチキス止めされたファイルを抜き出す。  お目当ては、 『U20 アプリ共同開発プロジェクト』 という題名から始まった、全五ページの資料。  そう、プログラミング能力向上と人見知り改善を目的に、土曜日、つまり明日、この集まりに参加することになってるんだ。  それでこの資料に目を通しておいてって言われてるんだけど、時間がなくてまだ読んでなかったの。だから、今読んじゃおうって算段だよ。  内容はどうやら、参加の意義とか持ち物、運営会社や講師の先生の紹介みたいだった。なかには何度か記事で見たこともある人もいて、実際に会えるんだなーっとワクワクしてしまう。  もちろん話しかける勇気なんてないけど、その場にいられるだけですごいことだよね!?  どうしようもなくドキドキしてきて、わたしは思わずにやけてしまった。  早く明日にならないかな!
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