プロローグ

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 えっ⁉︎ これフィクションやし、そんなん関係ないんちゃうん?  俺らそういう現実の世知辛(せちがら)ぁい感じとは無縁の妖気(ようき)な美形妖怪やったやないか?  俺はそう思ったんやけどな。  作者が。(とおる)ちゃん神なのやから、いつもお世話になってる現実の読者様と、少しは苦楽(くらく)を共にしなさいって言うねん。  お世話⁉︎ なった⁉︎  なったな?  いつも応援していただきありがとうございます。ほんまに。  (とおる)ちゃん、実はペラッペラの薄っいフィクションの非実在美青年で、ほんまスンマセンなのやけど、しばらくちょっと皆さまと、現実の苦楽を共にさせてもらえたらと思ってんのや。  えっ何それ? 具体的に?  えっとな。いわゆるひとつの、日記です!  何事もないアトリエAのインターミッション。何にも起きへん日常を(つづ)る、作品と作品の合間のこぼれ話ですぅ。  なんやそれ……。  まあそういうことなんで。  しょうもないけど、(ひま)やわぁていう時に読んでな!  おおっと洗濯。洗濯機が俺を呼んどるわ。  ピーッピーッ。  あれは明らかに……エラー音やったよな。 ——つづく——
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