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ランチのデザートは、ミルクアイス
そして、香り豊かなチャイ
アイスで冷えた内臓に、温かなチャイが
優しく優しく染み渡る…。
「美味しかったです♪」
「うん♪」
「ありがとうございます。
ごちそうさまでした♪」
優希は、同期の2人とともに
梶原にお礼を述べた。
「ん♪よかった♥よかった♥
喜んでもらって、オレも嬉しいよ♪
…若い子たちと飯食えて、オレも楽しかった。
午後の業務もコレで、頑張れそうだッ♪」
梶原は、そう言って伝票を持って
レジへ向かった。
カレーではなくカリーは、
恐ろしいほどの香りの魔力を持っている。
優希がそれを実感したのは…
更衣室のパウダールームで…
午後の業務前の身支度を同期と話しながら
楽しくしていた時だった。
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