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21世紀後半、世界はそれ迄の常識を覆される混沌に支配されていた。 信じる者と懐疑的な者で折り合いのつかなかった存在が、目の前に現れ命を脅かす。 怪奇現象として片付けられていた謎の事件は、犯罪として立証可能な案件へ変化した。 魑魅魍魎の総称で纏められ、犯す所業は千差万別。 突然表舞台に現れたそれらへの対応は、今までの治安部隊では幼子とそう変わらない。 対人間とはまた別の、新たな部隊の活動が幕を開けた。
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