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「二人は…、居るね」
カヲリさんの目線…ツキギメの駐車場に停車中の…軽自動車の車中へと伸びている。
車内には、確かに…女性らしき?二人分の細身の人影…?
イ…イヤな感じのドキドキとか意識しつつも…ついでに周囲をぐる〜りと見回してみるよ…?
なるほど…。
さっきのカヲリさんの台詞の通り…この辺りとか、やっぱり…例のお店の裏手みたいだね…。
と…言うことは。
例の…ツインテイラ〜さん改め…『マユ』もしくは『マユコ』さんも、未だ…この辺で、ヨロヨロって…?
ウ…ウラミ晴らさでおくべきか〜…とか、モヤ〜ンって呟いたりしながら…?
「ど…どうしますか? ヒョヒョっとして、アッチとか、もっといっぱい居るとか、あの、それだと、やっぱコッチも、」
なんて…冷徹ムヒのワレですら!
そんなん口走らざるを得ない状況…と言うモンだよね…?
「うるさいヨド」
とか!
案の定の一喝…。
…を呉れつつ…カヲリさん…?
何故か…?
小さなバッグの中身を…ガサガサガサガサって…引っ掻き回している…?
で…約6秒の経過ののち。
「はい、コレ」
とか…無造作に、そのひとは。
で…ワ…ワガ右手に…何かを載せている…?
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