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ズッシリとした…金属っぽい重量感。
鈍〜いツヤのある…漆黒のボディ…。
み…見間違えるハズもナシ。
どどどどう見ても。
コレとか…所謂『銃』だよね…!?
「オンナのバッグの、まあ、必需品ね、マスカラと爪切りとハンケチ〜フと、…それとコレとか」
「ちょ、こ、れ、は、」
とか…このナス☆エイジとて!
吃音症のお知らせ鳥みたく…返答に詰まっちまうっつうのよ…!
「スワコウサク謹製…改造式小型自動小銃、合法か非合法かはたぶんグレー…その名も…なぜか『コネチカット』よ、…二丁あるから、アンタにも一個…渡しとく」
イ。
イヤ。
渡しとくねウフフ♡…とか、そんなん言われたって…。
「あと、それでも、万が一…みたいな場合には、…私が、えっとね、魔法のライターを点けたらね…そう、奇跡が起きるから、…って、聞こえてんのかヨド坊?」
イ…イヤ。
聞いてるけれど…聞こえてはいるけれど。
コ。
このひとたちとか。
とにもかくにも。
『善』
…の集団、とかじゃなかったの…!?
なのに、ね?
『善』と『銃』…!
この…ナイアガラ級〜の落差とか…ど…どういうことなの…!?
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