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Stage 1-6 ニュ〜ジャ〜ジ〜に死す…☆
ま…まさに…!
『対峙』という形容そのママに…二名の女子は、向き合っている…。
古き良き西部劇とかだと…スリー・カウントののちには…どっちかがうずくまってるみたいな感じだよねグエ〜とかって…。
対面の…『敵』? に集中するカヲリさんの、その背後を庇うみたいに…イ…今は一応、ワレも立っているよヨレヨレだけど…。
だって…ソ…そう!
目下…この…ナス☆エイジのすべきは…『備える』ことだよねタブン…。
「一人で、来たんだ? 意外にギリ堅いのね、…えっと、アヤネさん?」
とか…カヲリさん。
水銀灯の灯りに…顔の半分を晒したまま。
「まぁ、ね、…大げさなのは、あんまり好きじゃないのよね」
とか…?
コチラも…怯む気配とか…無いみたいだね。
と…?
フザケたみたいな大げさな(!)仕草で、左右を見回したのち。
「で、…マユは?」
と…敵こと、『アヤネ』は。
「あ…! ゴメ〜ン! 忘れてきちゃったぁ!…代わりにさ、ホラ、こっちのボウヤとかどお?」
とか…カヲリさん…?
『このボウヤ』とか…ヒョ…ヒョッとして…ワガハイのこと…だったりしちゃったり…?
「ナメてるでしょ、あんた…? 要らないっつうのよそんなの」
とか…ア…アヤネ…さん?
一歩…と言うか半歩を進めながら?
「あ、そう…、やっぱりね」
って…カヲリさん?
クスってわらいながら…とか!
オオオイイイカヲリ殿そりゃネェっすよ…。
『ボウヤ』に…『そんなの』に…挙句…いらないモノ扱い、とかね…。
…イヤ。
漢の度量とかいうヤツで…今は堪えておくことにしときますけどね…。
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