Stage1-5 『そのパラパラとか…どう見ても花笠音頭とかだよね…☆』

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「で…これから、どうするんですか? あの…僕らは?」 ベロの上いっぱいに広がるアメの甘さにウットリしつつ…ワレは尋ねんとス。 だって、そう…考えてみるに、ソコラの重要な点については、コチラは未だに何にも教えてもらってとか無いんだもの。 このひとのことだから、何の目的も無いままに、ココまでの距離を歩いてきたワケではないんだろうし、ね。 「あ…そうだよね、一応言っとくね」 と…カヲリさん、振り返りながら。 その…左右のホッペが、均等に膨らんでいるのは…あるいは、ワガお口の中には一個であるアメ玉が、彼女のお口には二個!…隠れているためであるか…!? 「来るよ」 とか。 カヲリさん…? 「…はい?」 …何が? 「たぶん、総出で、押し寄せて来る、だろうね…、『ひとりで来なよ? さもないと、マユコがボウズになっちゃうよ?』なんて、私は言っといたんだけど、ね」 「いや、あの、ですから、」 …誰が? 「場所はねえ、さっきの店の前、…だから、私らは今、グルって裏道を一回りして、戻って来たってワケ、…この辺り、例の『glass valley』の裏だったとか…もしかして気付いてなかったのかなヨド坊は?」 「え?」 とか…フヌケた返事をしたきり…このナス☆エイジとしては、言葉に詰まる以外には無いよね。 そんなんに気づくはずなど…このボクネンジン☆ザ☆ワガハイに限って、あるワケが無いじゃねえのよ…。 イヤ。 そんなことは…サテオキ。
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