恋をするなら月曜日に

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「さてと…そろそろ、」 「そろそろっ、そそそそろそろっ。」 「大丈夫?箕輪さん、俺、別にとって食うなんてしないから。」 「へいっ、そうですよね!とって食うなんて、、、食うっ!?」 「箕輪さん…、へいって。」 テンパり過ぎだ私。 落ち着けっ。 課長も呆れてるよね。 「俺、こっちで寝るから箕輪さんベッド使って。ああ、それとも5階に送ってこうか?無理してここに泊まる必要もーーー」 「嫌で…す。か、帰りたくありません。」 「箕輪さん、でもさ…」 課長を困らせてる? 恋愛経験値ゼロのアラサー面倒だよね? だけど… それでも私… 「課長に触れて欲しいです。」 沈黙怖いよ… 「…本当にいいの?」 漸く喋った課長の目を見ると一つ頷いた。 「そっか…俺も同じ気持ちだから、嬉しい。」 そっと手を取られベッドの端に二人で並んで座った。 「嫌なことはしない。だから無理な時は言って?大切にしたいから。箕輪さんの初めてを嫌な記憶で残したくないから。」 私の両頬に手を添え課長が言う。 「はい…大丈夫です。課長になら、たくさん触れて欲しっ、ん…」 課長の唇に塞がれ最後まで言えなかった。
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