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「大丈夫？どこか痛くない？それなりに抑えたつもりだけど…やっぱりちょっと無理させた自覚はある。ごめん。」
二人で寝るには少し小さめのベッドで私は課長にぎゅっと抱きしめられている。
もちろん、腕枕だ。
そうか、これが腕枕なのか。
………
課長の腕に負担が掛からないようにと思えばつい首に力が入って…
空気椅子首バージョン！
首の筋肉が鍛えられそうだ。
世の中のモテる女子達は相当首筋があるってことか？
キリン並だな。
「なんか考えてる？やっぱり後悔してる？」
「いえ、後悔だなんてとんでもない。キリンの首がちょっと…ああ、いえ、大丈夫です。」
課長にキリンの話してどうすんのよ。
「キリン？」
「いえ、本当に大丈夫です。」
ドキドキなシチュエーションなのに首に力ばかりが入って正直言うと…
く、首苦しい…
そして、キツい…
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