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掛け声と共にスクリーンへと皆の視線が向くのを確認する。
こちらの意図を見越したように、映し出されていたのは3人の名前だった。
「まずは美化委員長の西園寺先輩、保健委員長の一ノ瀬先輩、生徒会副会長の篠塚くんの3名。名付けて美しいもの倶楽部!」
発言した途端、全員の視線がこちらに集まった。
西園寺先輩の背後には何故か般若が見えるようだった。こわい。
「つ、続いて〜、運営委員長の東雲先輩、体育委員長の生田先輩、生徒会会計の御坂くんの3名。名付けてコミュ力馬鹿高軍団!」
今度は視線はこなかった。代わりに東雲先輩からの見えない圧を感じた。こわい。
「そしてそして!生徒会長の蓮見くん、書記、庶務の山瀬の双子ちゃんの3名。名付けてお母さんと一緒!ちなみに文月君もこの組でっす!」
「「はぁあぁぁぁ?!」」
「何それ!?」「僕たち」「「子供だっていうの!?」」
告げた途端双子ちゃんの猛抗議にあった。蓮見くんと文月くんからの凍えるような視線も。こわい。
「聞こえませーん。最後に、風紀委員長の菖蒲と副委員長の俺、そして図書委員長の緋扇ちゃんの3名。名付けて戦闘力大気圏突破組!」
プツン。
スクリーンの画面がひとりでに消えた。
いや消された。こわい。
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