前書き

1/1
前へ
/348ページ
次へ

前書き

 検討した結果、事前に関連作品をすべてお読み頂いたほうが、本作をより深く楽しめるというのが作者の見解である。  ただし、それは手間を伴う。前作だけで37万字を超える。――冒頭の九頁は、その膨大な手間を省き、読者諸氏の本作への理解を助く目的で新たに追加したものである。シリーズ読破済みであっても『思い出したい』読者のお役に立てるやもしれない。  また、『碧』には登場せぬが、シリーズ中の重要キャラクターである榎原紘花についても追加した(2018.04.18)。蒔田は最終的に誰と結ばれるか知らない読者は読まないほうが良いことを予め明記しておく。  必読ではない。読書前の雰囲気を重視する読者や、前作を記憶済みである読者は、『序章』から読まれても、本作読破後に読まれても構わない。自身の判断で臨機応変に対応頂きたい。
/348ページ

最初のコメントを投稿しよう!

713人が本棚に入れています
本棚に追加