前作のあらすじ

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 出会った当初から蒔田一臣に惹かれていた彼女だが、恋心を自覚する頃には蒔田が彼女と復縁したという事実を突きつけられ。本当に好きなのは和貴だと気づいた頃には、実は蒔田と都倉のキスシーンを目撃していた和貴に冷淡な態度を取られるという、恋愛小説ならではの悲劇的な展開に見舞われる。だが彼女は嘆き苦しむのではなく、好きなひとのためにひたむきに頑張るという、かつて桜井和貴が選んだのと同じ道を選択する。――桜井和貴の唯一の肉親である、和貴の祖父とのあたたかな交流を通じ、より、和貴への想いを深めていく。
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