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「あ……」
サーシャの見つめる先にあるものに、リッキーも気が付いた。
二人はそれをじっとみつめる。
「……綺麗ね。」
「え?」
「あんなに星が流れてる…」
「サーシャ……」
二人が見上げた空には無数の星が降り注ぐ。
リッキー達の故郷の村に向かって…
「リッキー…生まれ変わっても
また友達になってね。」
「あぁ、もちろんだよ。
今度は、戦争のない時代に生まれたいね。」
二人は起き上がり、ゆっくりと歩き始めた。
流れ星のような火矢が降る空の下を……
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