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テニスおじさん🎾突然始めてごめんなさい。
最近、テニスを始めた。
簡単に始めた、と言ったが、
始める前のわたしの心の葛藤は、京都の清水の舞台から飛び降りる、
いや、いや、いや。そんなもんではないな!
京都で観た人はよく分かると思うが、清水のやつは実際は、意外に低く、坂もゆるやかなんだ。なんだ、あんなもん。
わたしの感じ的には、清水の舞台を裸足で降り、坂の上を、草スキーのソリで直滑降で滑り降りるくらいの思い切った感じだったとでも言えばよいか!
大学の頃、テニスサークルが全盛だった。硬派を気取っていたわたしは、そんなもんができるかい!と思っていた。
スクールの見学に来た。
自慢じゃないけど、習い事をしたのはオヤジに連れられて、小学校の三年生の時、柔道の道場に無理やり入れられた時、以来だ。
受付で、どちらのコートを見学されてもよいですよと言われた。
いちばん近いコートを観るとジュニアが激しく練習していた。コーチは逞しい女性だった。
パコーン、バゴーン。ジュニアの選手なのに室内コートのせいか、すごい球の弾ける破裂音がする。わたしが以前から持っていたテニスのイメージとはまるで違う。
相手をするコーチは大柄な女性のコーチだ。175センチ以上の長身から早い球を出す。
コーチは4人ぐらいのジュニアに左右に交互に球を出し、げきをとばす。
ちがーう!もっと、球を引きつける!
スイングは下から上!
球の後ろに速く入る!
あきらめるな!
めちゃくちゃスパルタだ。でも、素人の私にも個々の選手に的確な指摘とアドバイスを与えているように思えた。
私はなぜか、このコーチのクラスに入ろうと決めた。
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