家に着いて

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「ここが家だよ」 「アパートなの?」 「一人暮らしだからね」 「そうなんだ。大変じゃない?」 「実は料理ができないから、コンビニ弁当がメインだよ」 「偏ってるね。料理できないから仕方ないか」 「そうなんだ。ちづるは料理できるの?」 「もちろんよ。作ってあげようか?」 「ぜひ、お願いしたい」 「クスッ。わかったわ。とりあえず、お風呂借りるわね」 「ああ、入って右だよ」 「ありがとう」  ちづるが部屋に入って、荷物を置いて、風呂に入る。ちづるの体を想像すると、下半身に血が集まってくる。  そこに、ちづるが顔を出す。 「覗きたかったら、覗いていいよ。それとも一緒に入る?」 「それはダメだろう」 「入りたいくせに」  そう言って、浴室に入っていく。ちづるの豊かな胸を自分のものにできれば……。そう思うと、眠気が襲ってきた。ソファーに横になる。 「出たわよ。あれ? 寝てるの? 風邪ひくわよ、洋二」 「んあ。ちづる、出たのか?」 「うん」  目を開けると、バスタオル姿のちづるが。胸の谷間がダイレクトに見えている。 「クスッ。そんなにじっと見て。早く入ったら? 一緒に寝よ?」 「ああ。うん」  反射的に返事をしたが、あとでびっくりする。 (一緒に?)
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