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何分くらい走っただろう。
人が見えてきた。見えてきたのはいいのだが矢張り遅刻常習犯の面子しかいない。彼奴等急いでるそぶり1ミリも出してないけど何なのあの余裕。諦めてんの?
そういえば全然無いって事1ミリとか言うけどよく考えたらおかしいよなぁ、なんて考えながら走っていると遠くに学校が見え始めた。校門ちょっと前には未だ人がいる。
希望が見えてきた。もう少し頑張ればいけるだろう。
俺は痛む足に喝を入れ、スピードを上げた。
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