君の人生に警護で好う(1)

3/3
97人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
 α(アルファ)の人間は、身体・知能機能が高くなりやすくエリート体質の為に警護会社へと招かれやすい。その反面に決して警護する相手には手を出さないというルールがあった。  適性検査や性格に関する審査も行われる。  警護される側ではあるΩ(オメガ)の方は、発情期(ヒート)を一つの原因として社会的には冷遇されている。愛情や性欲とは別に仕事面での話になる。  発情期という物は、約三ヶ月に一度の頻度で一週間ほど起きるらしい。発情を抑える抑制薬が開発されており、一般販売になっているみたいだ。  発情期により男性の中でΩの男性は、妊娠や出産が可能である。だから男性は、同性を愛して子孫を残したいという気持ちからΩの男性を襲う恐れがある。  秋吉努は、Ωの人間に対してあまり興味を示さない。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!