無人の望遠鏡

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私の名前は夏海 毎日友達といっーーぱい遊んでるの!! 友達も大好きだけど1番好きなのはパパ パパはいっつも仕事で忙しくて帰りも遅い日がよくあるんだけどね、それでも私と楽しく遊んでくれるの!! ね!ね!聞いて! この前ねパパを喜ばせようとね似顔絵を書いたんだ! そしたらとってもニコニコしてくれてお返しっていってプラネタリウムが見られる博物館に連れてってくれたの! いいでしょーーー!! どこから見てもお星様が見れて楽しかったよ だから今は夏海の自慢のパパと毎日お星様が見られるのが楽しみなんだー! 「ただいま!」 「パパー、おかえりー!」 「おー夏海、今日も元気だなー」 「うん、いっつも夏海待ってるんだからね 今日も一緒に星見よ!」 「おう、見ようかちょっと待っててな」 そうゆうとパパはかっこいいスーツを脱いですぐに着替えてくれるの。 今日もあの綺麗な望遠鏡で一緒に見れるのが嬉しいなーー 「見て今日も月が綺麗だね」 「そうだな、でも夏海と見る月はそれ以上に綺麗だ」 「夏もパパと見る月がいちばん綺麗に見えるよ。これからも毎日見ようね!」 「そうだな。よし2人の約束だ」 「指切りげんまん嘘ついたらハリセンボン飲ます指切った」 ……まだ私が幼かった頃 この頃はお父さんと一緒に望遠鏡で毎日綺麗な月・星を見るのが日課であり最大の楽しみだったね。 そして毎日見るという約束もあの満月の空の下で交わしてたね .....でもその…約束が単純すぎる理由であっという間に破ってしまったね..
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