明日の話をしよう

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「分かったよ、じゃあまた明日でもいい?」 「明日…ですか?」 彼女のガッカリした顔に怯みそうになる… ペトラは少しタレ目なので、悲しそうな顔をするとものすごく悪い事をした気になる… おぉう…魔性の女… 「まだ僕も頭が混乱してるからさ。 また明日ゆっくり話そう? ペトラも仕事があるだろう? その次の日もそのまた次の日も、また会えるんだから」 「分かりました!明日からずっと一緒ですわね!」 「…あ、はい」 ずっと?マジか?僕が持たんぞ… 「楽しみにしてます」 朝日より眩しい笑顔。 多分明日早起きになりそうな予感… 明日か… そんな話できるようになったんだな… 小さな一歩だが、大きな前進だ。 「また明日」 ペトラを部屋の外に見送って、そう言って手を振った。 誰かと明日の約束をするのは随分久しぶりで嬉しかった。 明日も平和な一日でありますように… ✩.*˚to be continued✩.*˚
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