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星凰学園というのは、所謂王道学園だ。言っておくと俺は腐男子じゃないからな。妹が腐女子だから。ちなみに妹は中2だ。
っと、話を戻して、星凰学園は幼稚舎から大学まであるエスカレーター制のお金持ちの男子校だ。まぁ中学からは、特待生で何人か一般人も入っているけど
星凰学園と兄弟校の女子校の星鈴学園、共学の星華学園がある。星華学園だけは、中学からで進学校だからお金持ちだけではなく頭のいい一般人がいる。あっ、さっき星凰学園の理事長だって言ったけど、同時に星鈴学園と星華学園の理事長もしているけど、そっちは学園長に任せてある。仕事はパソコンに送られてくるから問題もないし、星鈴学園は女子校なのになぜか理事長やってる。
星凰学園はゲイ6割バイ3割ノーマル1割の割合だ。
まぁ、そんな感じ
なんで俺が、転校してくることになったかっていうと、2年前からイギリスに住んでいて暇になったからかな。面白いことが起きそうだから。
コンコンコン
おっ、来たかな?
「皇です」
「どうぞ」
皇ってことでわかっちゃたかな?
ガチャ
「失礼します…。」
「久しぶり。理人」
「久しぶり。朔弥」
今入ってきたのは、皇理人俺の双子の弟だが、二卵性であまり似ていない。そんな理人の容姿は、金髪紫眼の超イケメン。身長も俺より高くて羨ましい。
「朔弥、その髪と眼…」
「あぁ、目立つからな。生徒としてはこの格好でいるよ。」
実は理人はこの学園の生徒会長なのだ。
「なんで呼んだんだ?」
「せっかく帰ってきたから、理人に会いたくてな」
「そうか、朔弥はどこのクラスに入るんだ?」
「特待生だから2-Sだよ」
「俺と同じクラスだな」
「そうだね。でも理人って生徒会の特権で授業出てないから会えないな」
「まぁな、仕事が多いから」
「俺も、特待生の特権で授業に出る気はないけど」
「…そうなのか。何のために転校してきたんだ?」
「それは…、秘密」
「そうか、とりあえず俺は生徒会室で仕事してくるな、朔弥も職員室行けよ」
「うん、バイバイ」
「あぁ」
ガチャッ
「ということで、俺も行くから、瑞稀あとはよろしくな」
「はい、お任せください朔弥様」ニコッ
瑞稀が笑ったので、俺も微笑したら瑞稀の顔が赤くなってしまった。俺は無自覚じゃないからな、よくある主人公の「風邪なのかな」とか思ってないから。
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