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その後、三々五々思いを確認し合って、男達は別れた。
夜明け前の王宮の門の前で、ジョナサンはウロウロしていていた。
昨日は無茶苦茶になった。フランンチェスカの股間からこんにちワン事件は、今もジョナサンの心に暗い影を落としていた。
だが、最悪ながらも一つだけ、もっけの幸いがあった気がしてならなかった。
もし、昨日王宮でなければ、という気がしていた。
はっきり言おう。ユノとカノンの股間からあれがあったとしたら、きっとジョナサンは立ち直れなかっただろう。
気がつけば、アカデミーに払暁の光が差していた。
長い逡巡の末に、ジョナサンは離宮を目指した。
離宮の奥では、ベビーベッドですやすや眠るカノンがいた。
ジョナサンは離宮の奥を目指した。
ユノは、俺の枕を抱いて眠っていた。
ユノのポカポカした春の牧草のような匂いを胸いっぱいに吸い込んで、ジョナサンはユノのシーツをずらした。
スケスケのネグリジェを着ていた。
いい。いいのだが、何てものを着せる。
でーもー、ああ、いい♡16すぎてからまた肉がついてきたな。
フレッシュなJkめいたおっぱいをフニュフニュ。掌じゃなくて指な?指を使ってフニュフニュのユノのおっぱいを弄んでみた。
母乳の匂いが。ああユノさん本当堪らん。
そのままほっそりしたお腹を撫でて、意を決してネグリジェの裾をそっと捲り上げた。
ピチピチのカモシカあんよにスベスベの皮膚、そして、ジョナサンは見た。
うん。見えたよ。ただいま。
何だか、悪い夢を。俺は。
思わず、ジョナサンの目に涙があった。
膨らんでいないくまさん。ありがとうゴーマ。仲間のみんな。
俺は帰ってきたんだ。誰もが望むそこに。
栄光の、ビクトリーロードに。
おっさんが愛人のパンツを確認しただけで、ここまで盛り上がれるのかという意見もあろう。あろうが、それでも、俺は。
きっと今頃みんなも嫁や彼女のそこを真っ先に確認してるだろう。
みんな、俺は行くよ。そのフニャフニャであったかくて中が凄く敏感なその道の、ビクトリーロードの奥に向かって。
また会おうみんな。また会おうピラピラしたいい匂いのするくまさん。
寝てる愛人のパンツを脱がした変態は、お米屋さんになって猛然と奥さんに襲いかかった。
「来たよおおおおおおお!お米屋さんが!いい匂いだね!奥さん!奥さあああああああああん!」
わあ!とユノが驚きの声を上げ、やがて甘い声に変わっていった。
可愛い愛人のフニュフニュロードを掘り進めながら、救星の勇者は幸せを強く感じていた。
救星の勇者はやっぱりロリコンめいていた。
了
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