あとがき

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自分で気に入っている場面は、面接で、気宇(きう)壮大(そうだい)という言葉を知らなくて青くなった大翔が、和香に対して言うところですね。 詳細を詰めている時に浮かびまして、絶対に使いたいと。 それと、大翔が万年筆にこだわったので、「愛しい君のために」の主人公が愛用することになったんです。発表とは逆ですけど、向こうに影響を与えましたね。 あと、大翔の住む場所は、お気づきになった方もいらっしゃいましたね。「雨の中の笑顔」で、重要な役割を果たすマンションの近くです。 大翔が見た見事な桜は、かすみたちも眺めているものです。作品世界が繋がっていますので、軽い遊び心で決定しました(笑)。 ラストにほんの少し出した男性で、分かるようにしたつもりです。このラストは、設定を立てた時に決めてました。
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