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誤字を送った時もそうだ、よりによって一番見せたくない相手の前に限って、醜態をさらしてしまい、さらに悪いことに、それを繰り返してしまう。
再び訪れたピンチに俺は脱力しかける。しかしカホが来る前にあれだけ奮闘したんだ。あの時の努力を、コイツに台無しにされてたまるか。
今度も対処してやる、しかも部屋にカホがいても、カホに気付かれることなく、だ。
こうして、俺の新たな戦いが幕を開けた。
この場合―――、あと何分?
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