俺タイム

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「ふー。」 目の前にいるおっさんが俺の魂の小説を見終わり息を吐く。 どうやらあまりの出来に言葉も出ないようだ。 「君これどういうコンセプトで書いたの?」 「俺のほとばしるジャスティスを筆に載せました。」 「どうやら日本語がわからないみたいだね。」 なんだ?ゴミを見るような目で見やがるぜ 「これコンテストに出すの?」 「ああ。コメディ部門でな」 「とりあえずコメディ作家に謝ってこい。」 どうして謝らなければいけない?最高傑作だぞ!? 「オチは?」 「オチない小説があってもいいじゃないか。」 「そうか。」 おっさんは立ち上がりこちらを見つめこう言った 「俺の(読者の)5分を返しやがれ!!」
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