take2

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「やあおっさん。」 「何また来たの?」 今日も今日とて気だるそうなおっさん。 「君の相手がだるいのよ。」 「心読むなよ。」 「そんなでかい心の声があってたまるか!おっさんびっくりだよ。」 どうやら口に出していたようだ。 「で?今日は何?」 「ほら前に書いた小説あったでしょ?」 「小説??ああジャスティス溢れる時間泥棒のやつか。」 覚えてるとはやはりインパクトと才能に溢れてたか 「溢れてたのは駄作臭だけだよ!まぁ君のキャラは強烈でインパクトあったけどねぇ!?」 褒めてもなにもないぞ? 「であれがどうしたの?」 「そろそろ結果出たかなと。」 「なんのよ?」 「大賞とっただろ?」 「取れるわけねぇだろ!?てか出してもないわ!」 出してないだと・・・ 「あんたそんなに俺の作品が欲しいのか??」 「お前のそのポジティブ思考が俺は欲しいね!!」 ほしがりさんめ 「で?この話どう落とすの?」 「「オチない話があってもいいじゃないか。」もう聞き飽きたよ!!」 「ならいいじゃないか。」 「良くないよ!取り敢えず言わせろ。」 「俺の(読者の)5分を返せバカヤロ!!」
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