夏休みのアオハル
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「あら、お出かけ?舞、可愛いじゃない。ねー七島くん、うちの舞、どお?」 お母さんにつつかれて、壮士は私を上から下まで眺めた。 「可愛い……です」 言ってから、壮士は顔を赤らめてそっぼをむいた。 もう、素直じゃないんだから。 いい気分になって私は壮士と家を出た。 すぐに壮士が手を繋いできた。 まだ、慣れない。手を繋ぐこと。
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