二日目

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二日目

今日も雨だ 昨日よりは降っていないがそれでも外はどんよりしている 空の席をちらっと少しだけ見た。 黒板を見ながらノートを書いている 髪型は黒で少し長め、後ろから見るといかにも好青年って感じだけど こんな人があんなことするのか~ でも本当かなぁ 心の中では傘をどう返すか悩んでいた いきなりみんなの前で話しかけようかな でもなー 帰るとき猫のとこで渡そうかな でも二人っきりの時なんかされたらどうしよう 色々な不安が頭を駆け巡った あーーーーーーもういいや帰り道追いかけよう!そして渡してはい終わり! 頭の中を整理した結果ぐちゃぐちゃになり最終的にシンプルな答えになった。 いつも通り6時限目終了の音が鳴るが襲ってくるのは緊張だった 傘渡すだけ傘渡すだけ傘渡すだけ傘渡すだけ・・・・・・ 頭の中はずっと傘のことを考えながら左手に自分の傘右手に空の傘を持ち 空の後ろを追いかける 廊下・・・下駄箱・・・どこでも話しかけられなった ずっと空の後ろを追いかけた 昨日よりは降っていないがそれでも外はどんよりしている 空の席をちらっと少しだけ見た。 黒板を見ながらノートを書いている 髪型は黒で少し長め、後ろから見るといかにも好青年って感じだけど こんな人があんなことするのか~ でも本当かなぁ 心の中では傘をどう返すか悩んでいた いきなりみんなの前で話しかけようかな でもなー 帰るとき猫のとこで渡そうかな でも二人っきりの時なんかされたらどうしよう 色々な不安が頭を駆け巡った あーーーーーーもういいや帰り道追いかけよう!そして渡してはい終わり! 頭の中を整理した結果ぐちゃぐちゃになり最終的にシンプルな答えになった。 いつも通り6時限目終了の音が鳴るが襲ってくるのは緊張だった 傘渡すだけ傘渡すだけ傘渡すだけ傘渡すだけ・・・・・・ 頭の中はずっと傘のことを考えながら左手に自分の傘右手に空の傘を持ち 空の後ろを追いかける 廊下・・・下駄箱・・・どこでも話しかけられなった ずっと空の後ろを追いかけた 雨が降り続けている 響くのは雨が傘に当たる音、前を歩く音それだけ 突然足音が近づいてくるように感じた 前をよく見てみると空が近づいてきていた 「・・・・何?さっきからついてきてるみたいだけど」 いきなり話しかけられたため少し動揺しながら言葉をつづけた   「あの・・・昨日猫に傘置いててくれたでしょ?、それで・・・・この傘ああ、ありがとう」 お辞儀をしながら空に傘を差しだすと、傘を受け取り無言のまま空は歩いて行ってしまった。 今日も琴音の周りは雨の音が響いていた
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