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「なぁ、京斗。」
「なんですか?歩生さん。」
今日は土曜日。in俺の家。
今日こそ!ぜったいやってみせる。
「なぁってば。」
「ちゃんと聞いてますよ。」
そう言って京斗は楽しそうに笑う。
いや!ぜったい分かってるだろ。
俺がしたいしたいオーラーだしてんの。
さっきからずーっとこの会話してるんですけど!
よし。決めた。
おれは!作戦part1を今から実行する。
京斗を横目にちらりと見ながら
「暑いな」
と言って薄着にきがえる。
今のとこ反応無しだけど、着替え終わったらそのうち、、、そのうち!
白のうっすーいやつさがしたんだからな。
ちょっとは反応しろよ。
「おお。
歩生さんそんなシャツ持ってたんですね。」
よしよし。
いいぞ。いいぞ。
「うーん、なんだかえろい。」
だろ?な?
「なんか目に毒なので、さっきのに着替えてください。」
いや!なんで!
俺がびっくりして黙っている間に
京斗は俺のことを器用に着替えさせていく。
え、はい?
京斗は満足そうだ。
いやいやいやいや?
京斗さん?
きみそんなんじゃなかったよね?
いつもだったら
「ね?ベット行こ?」
って言ってくる展開じゃん!!
どんだけだよ!
そんなにあの発言アウトだった?!
ていうか普通に
俺に飽きられたみたいでへこむ。
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