◇ふたりで食事?!◇

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……… 待つの意味が違う… 高千穂課長と話してると 自分の言いたいことすら 間違ってるんじゃないかと思えてしまう… 「高千穂課長…?」 「ん?」 静かに私の方を見る眼差しが とても優しく穏やかだ 「待ってくださいというのは… 高千穂課長がいきなり こんなこと言い出したからで… …私に好意があるって 言ってくださって、正直驚きの方が 上回ってます…」 「そう? 僕は素直に気持ちを伝えたまでだけど?」 高千穂課長は ワンテンポ…ズレてる気がする 天然なのか? 素なのか? 「私の気持ちはどうだと 思ってるんですか?」 私が言うと 「そうか…八月一日(ほずみ)さんの 気持ちだな? どう?僕のこと…」 私は遮るように 「非常に言いにくいですが、 好きかどうか分かりません。」 高千穂課長は 悲しそうな目をして 「そうか…」と言って コーヒーを一口飲んだ 「でも…」私が話を続けると 「でも?」私の目を見つめる うっ…何か狡い 高千穂課長に引き込まれていく感じがする 「好きか嫌いかで考えると… 嫌いでは無いと思います。」 すると目が大きく見開いてから 少し照れたように 「…ありがとう。 じゃあ、こう言うのはどう?」 「はい。」 私は次の言葉に驚かされた。 目の前にいる このヒトはとんでもない提案をしてきたから… ……… ※大変お待たせしました。 夜中に書けなかったので今になりました。 ごめんなさい。 コウ 2020/09/01 17:15 ↑この部分は日時が変わる頃消します。
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