◇ふたりで食事?!◇

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……… 高千穂課長は私に頭を下げてから 「とりあえず… 1週間、僕と付き合ってください。」 真っ直ぐ私を見て言った… 「!!」 「…ダメかな?」 何も言えない私に聞いてくる 高千穂課長 「な、何言ってるんですか?」 「何って、聞いてなかった?」 まともや変なことを言うヒトだ 「聞いてます! その付き合うってどういうことですか?」 「言葉の通りだけど…」 うっ… わざとなの?! はぁ… 「高千穂課長!!」 「ん?」 「付き合うならルール決めてください。」 うっ…私が言いたいのは それじゃないのに 高千穂課長のせいで …いや、せいにしてはいけないけど。 「ルールかぁ… 僕と恋人として付き合ってみて そこから判断してもらうって 言うのはどうかな?」 ルールじゃないけど…? 「期間限定なら何処までなんですか? 恋人として…」 「ん? …えっと、デートして 夕飯食べたりら手を繋ぐ、ハグとキス? それと…」 「その先は言わなくて良いです。 デート、手を繋ぐ、ハグとキスまで。」 「泊まりは無し?」 うっ… 「今は無しです… お互い認めたら…恋人延長しましょう。」 って、私が提案してどうする… こうして私たちは 期限付きの恋人ライフを送ることになった… 期限付きとは言え 私は高千穂課長と上手くやっていけるのか 仮の恋人になった 高千穂課長はどう私に接するのか そこも興味あるところだけど… 週明けから日曜まで 期間限定の恋人って 大丈夫なのだろうか? 不安の中… 早速、初日の朝を迎えた… ………
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