◇期間限定の恋人?!◇

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……… まだ高千穂課長のことを ほんの少しだけ知っただけだ こんなに気になるのは どうしてなのだろ? やはり恋なのか? 恋の仕方ってこうで 良かったんだっけ? 誰かを好きになるなんて 久しぶりだからか 感覚がちょっとだけ ズレてる気がする… 高千穂課長を見てみると 仕事もだけど 料理の手際の良さが良い ここまで完璧なヒトって居るんだ? そんな凄いヒトと 私が釣り合うのか? でも、それは周りが思うことであり 高千穂課長と私の感覚が合えば良いはず 高千穂課長と私の未来は 見えてくるのかな… 料理を手伝いながら 色々と妄想してみる 彼氏と一緒に夕飯作り こういうのって何か良いなって思う 今まで自分が作ることはあっても 一緒に作ることはなかったから 話しながら お皿に盛り付け テーブルに並べた 「じゃあ…並べ終えたから 食べようか?」 私たちは 向かい合わせに座り 「「いただきます!」」 食事を始めた 目の前にある 料理を一口食べてみる わぁ〜「美味しい!!」 思わず出てしまった言葉 「本当?それは良かった。 女性に料理を振る舞うなんて 初めてだから…少し不安だったんだ。」 「何言ってるんですか? 完璧ですよ。」 他の料理も 一口食べてみた 今の仕事をしてるより 料理に関する仕事をした方が 良さそうなくらい 美味しい料理ばかりだ 「料理はどうやって覚えたんですか?」 思わず聞いてしまう私… 高千穂課長は嬉しそうな顔をしてから 話し出した… ………
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