◇期間限定の恋人?!◇

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……… 寝坊してはいけないと思い 早めにお風呂を済ませ 寝る前に明日の準備の確認をした 一通り終えて 「うん…大丈夫。」 携帯のアラームを確認し 電気を消してベッドに横になる 目を瞑った なのに肝心の眠気すら 襲われない いつもなら仕事の疲れで すぐに眠りに入れるのが 今夜は何故か目が冴えていた まるで 遠足を楽しみにしている 子供のようだ… 「はぁ…どうしよう?! これじゃあ… デートを楽しみにしているみたいじゃない。」 誰も居ないのに 思わず声に出てしまった… 違うことを考えてみよう… デートじゃなく… 寝返りをして 考えてみる 高千穂課長のスーツ以外を 見るのも初めてだ… 楽しみでもある… 私がデートの為に購入した ワンピース…気がついてくれるかな? 高千穂課長は そういうところは 疎い気がする… 気がついてくれなくても良い 明日…一緒に過ごせることが 嬉しいのだから… そんなことを考えていたら いつの間に眠りについた… …… … アラームをしたはずなのに 大寝坊!! 慌てて支度をして 駅へと向かった…私 でも…そこには 高千穂課長の姿は無かった… … …… 「!!」目を覚ました 「はぁ…夢かぁ…」 携帯を手探りで探し見ると アラームが鳴る前に目が覚めた ホッ… アラームが鳴るまで 30分ほど時間がある 少しウトウトしてから ダメだ!今寝たら 正夢になってしまう! 私はゆっくりと ベッドから起き上がり アラームを解除し 支度をする為…洗面所へと向かった… ………
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