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公園に入ると
お花がメインになっており
季節の花々が彩り鮮やかに咲いていた
一歩先に歩いて
「わぁ〜綺麗！」
思わず声に出してしまったら
「良かった…」と大河さん
「素敵なところ連れて
来てくださって
ありがとうございます。」
と振り返りながら言うと
「恥ずかしながら
こういうの慣れてないからさ
色々探してね…
華さんに喜んで貰えたなら
嬉しいよ。」
本当に嬉しそうな顔をしてる大河さん
「フフっ…実をいうと
こういうデート初めてで、
何かとても新鮮で
私なんかのために
本当にありがとうございます。」
私が言うと
耳を赤くさせながら
「華さんが
ここまで喜んでくれて嬉しいけど
ハードル高くなったな。
次はどんな場所に連れていこうかって
考えなきゃいけないな。」
次もあるんだ…
「嬉しいです…
でも、今度はふたりで考えてみませんか？
私だけじゃなく…
その…大河さんが行きたい所へ
一緒に行きたいです。」
「うん…良いね。
次はふたりで考えようか？」
園内の歩行出来る道を
歩きながら…
大河さんと話をした
人もそれほど多くなく
穴場な公園だ
奥まで行くと
大きな噴水があった…
その周りには
ベンチが設置されていて
読書や談笑したり
眠ってる人も居た
公園をひと回りしてから
私たちは駅に向かった
大河さんの好きな
スイーツを探しに…
………
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