◇初めてのデート◇

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……… いくら大河さんの優しさに触れて 緊張が少し軽くなっても ドキドキと 私の心臓の音が 大河さんにも聞こえてしまってるのでは? と思ってしまう… 初めて…私たちは 身体を重ねるのだから… お互い緊張が半端ないと思う 頬から耳に触れられての キスは 私の身体全体に 心地よさと気持ちよさが入り交じり 広がっていく… 「んんっ…」吐息が漏れていく 意識が遠のいていきそうになるのを 必死に大河さんのキスに応えながら 大河さんの身体に腕を回した キスだけなのに 今までにないくらいの 気持ちよさに酔ってしまう… キスをしながら 私の身体を優しく撫で そして…耳元で囁く 「…華」と呼び捨てにされ 私は返事をする代わりに 大河さんの身体をギュッと抱きしめた… ……… … 大河さんと繋がった所までは 覚えていたのだけど 気がつくと 大河さんの顔が目の前に… 「…大河さ…ん?」 私が呼ぶと ホッとした顔になり 「華、無理させてごめん…」と言われ どうやら意識が飛んだということに 気がついた 「大丈夫です。」と答えると 大河さんに抱きしめられてから どちらからともなくキスをした 最高に幸せなひと時… この幸せがずっと続くと良いなと思った ……… 2022/6/28
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