それでも星の光は輝き

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「もう、会えないのかと思った」  ルルウはそう呟いた。  僕は黙って、ルルウの横に立ち、シェルターの隙間から星の光を見上げた。 「これを見た時、一番初めに、もっと見たいと思ったんだ。君と一緒に」  シェルターの中は混乱していて、星族がゲートから出ていくのを気にする者など一人としていなかった。もちろん出ていくものが一人多いことに誰も気づかない。  ルルウに手を引かれてシェルターを出ると、無数の星たちが僕たちを迎えてくれた。星の光に照らされて、僕は歩きだす。
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