はじめに

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そして二人は森爺に聞いてみた。 「ここは自然の神様がつくられた場所なんじゃ 昔は病気にかかっても今のように治るのは難しい だから昔は、神様にお祈りをしてたんじゃ。 しっかりとお祈りをしたものは この世界へと案内され、自然の力を 分け与える。そんな場所なんじゃ。 しかし今ではすっかり 神様なんて信じられなくなった。 必要ない…と思っている。 でも…神様は…」 「神様は…?」 「神様はいる。必ずいる。だから毎日感謝を しなくては…!」 森爺はものすごく大きな声で言った。 二人は同時にビクッと驚いた。 「ハッ…すまんのぉ… ついつい声が大きくなってしまった…。」
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