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リアル御曹司君
皆さんの周りにいる、リアルな御曹司って、どんな人ですか?
漫画みたいな御曹司?
それとも、全然違いますか?
今回は私の周りにいる、リアル御曹司君(またはご令嬢ちゃん)のお話。
仕事を通して知り合った方だとビジネス上というバイアスもありそうなので、プライベートに絞ろうと思います。
世の中、色んな人がいますね。
御曹司とはいえ、そのタイプも様々。
出会った時から自分の親は社長で、と告げてくる人もいれば、話をしている最中にわかる人、随分してから教えてくれる人、または、周りの友達を通してわかった人。
だいたい、持ち物や身なりから、そうなのかなぁとわかる人もいれば、え?!あの大企業の?!という位普通な子もいる。
ズバ抜けてレベルが違った御曹司君は、アラブ系の大金持ち。
祖国を離れて初めてアメリカにやってきた彼は、学校で手続きされたアパートのドアを開けました。
「こんな狭苦しいところに住めるか!」
そう言い放ってすぐに去って行ってしまったそうです。(と、ルームメイトになる予定だった子より)
私も当時、同じ建物に住んでいたんですがね。笑
2ベッドルームに2バスルーム、他の生徒とシェアするような感じで、リビング、キッチン、バルコニーもあって、結構広いと思っていたんですけど、門から家の玄関まで専用の車がある彼にとっては、バスルームのようなサイズなんだとか。
想像がつくかもですが、オレオレ系で私は結構苦手でしたが、レベルがずば抜けていて面白かったです。
「車何乗ってるの?」の質問には眉間に皺を寄せ「どの車のこと?」と返される。
シチュエーションによって色んな車がある彼にとっては、ざっくりしすぎな質問だったのでしょう。
あとは、スリッパから帽子、ベルト、財布、何から何までいつも小物系等は高級ブランドで揃えていた御曹司君。
服はいつも全身ドルガ◯で、車はB◯Wを定期的に買い替え(もちろん新車で)。
よく遊んでいたグループにいたひとりですが、謙虚でノリも良く楽しい子で、女の子のことになるとすごく奥手で、男の子たちといつも絡んでる、そんな子でした。
他には、国民誰もが知っているであろう、超大手企業の御曹司君。
彼は身なりから素ぶり、何から何までとにかく普通で、知った時にはものすごく驚かされました。
彼の場合、あまり周りに知られたくないようで、もう目を丸くして驚いたのを覚えています。
他にも色んな御曹司君がいますが、私の周りにいる御曹司または社長(になった)君は、謙虚だけどノリが良くて、相手の話をしっかり聞いてくれる人が多い気がします。
特に、話をしっかり聞いてくれるというところ。
自分の話をベラベラ喋るタイプはおらず、結構みんな質問を投げかけるのが上手だし、話をちゃんと聞いてくれる子が多い。
恋愛においては、学生時代は女遊びだったけどね、という子もいますが、結構みんな真面目な付き合いをしていたり、探していたり。
あと、買い物が早いのも共通点。
喋ってる間にあらよあらよと買い物袋が増えていく。笑
*****ご注意*****
ここから先、今私が執筆中のお話『夢か恋、どっちですか?』のネタバレが出てくるので、まだ読んでない!これから読もうと思われている方は、このタイトルにピンときてからお読みくださいませ。
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さてさて、今私が執筆中のお話に出てくる明智原。
いやー、、、すごい展開になって読者の皆さんの反応にドキドキしています。
この明智原君、ダークな部分は全く違うのですが、実は私の身近なご令嬢ちゃんを少しだけヒントにさせてもらいました。
彼女は、自分のやりたいことは全部しないと気が済まない超行動派で、いつも自分のやりたいことをやっていて、周りから見ると、かなり大胆なこともするので圧巻されることもしばしば。
自分の意思をしっかり持っていて、揺るがない。
結構仲良くしている子で、電話なんかでも頻繁に近況を連絡しあう仲なのですが、彼女がご令嬢ちゃんだと打ち明けられたのも、かなりの交友期間を経てからのことでした。
彼女は小さい時から食事は両親としたことがなく、いつもお手伝いさんが周りにいる環境で、お手伝いさんに育てられたような生活を送ってきたそうで、お父さんのことは一切語らない。
やりたいことを全てやっているので、どうせ親の援助があるんでしょ?と思う人ももしかしたらいるかもしれない。
でも、それが全く援助なしに、全て自分の力でやってきた彼女。
そして、彼女がポツリと教えてくれた夢。
自分の家族を持って、家族で一緒に食卓を囲んで食事をすること、すごく普通で幸せな家庭が欲しい、と。
いつも前向きで、やりたいことを全部実現してきていた彼女が、そう言った時の横顔はとても印象的でした。
これが私の身近な御曹司君、ご令嬢ちゃんですが、他にもまぁ色んな人たちがいます。
全身同じブランド(もちろん高級ブランド)で統一している人ももう1人いますが、その彼の言い分は、「同じところで全部買い物が済むから楽」なんだそうです。
へー、しか言い返せなかったです。
いやいや、ジャケットだけで何十万するのに?
彼も普段は物腰低いし、貫禄すら出さない、でも、仕事で決める時にはスマートにグイグイ論する。
かなりのSタイプですが、弱ってる時には必ず手を差し伸べてくれる。
絶対に見捨てないから、彼にはいつも人がついてくるのも納得。
以上、ほとんど御曹司君の話になりましたが、私の周りのリアル御曹司君とご令嬢ちゃんでした。
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